宇宙空間の定義
法的には高度何km以上のことを宇宙空間というのでしょうか。
岩波書店「広辞苑 第五版」は、宇宙空間を「地球についていえば、一般に、ふつうの航空機が飛べる限度(高度約30km)以上の空間」と定義しています。
また、科学界においては、高度100km以上を宇宙空間とするとの考え方が存在するようです。
しかし、空と宇宙空間の境界線に関する明確な法的定義は現在存在せず、法的に高度何km以上を宇宙空間というのか決まっていません。
なお、空と宇宙空間との最大の違いは、国家主権が及ぶか否かという点にあります。
衛星等が他国上空を飛行する場合、空であれば、国家主権が及ぶため、領空侵犯の問題が生じますが、宇宙空間であれば、国家主権が及ばず、領空侵犯の問題は生じません。

